2018年(平成30年)5月

会長あいさつ

関西錦陵会会長 古賀 大生 (昭和四十一年卒業)

ご挨拶

  故郷からも雪に埋もれた便りが寄せられ、いつになく寒かった冬が過ぎ、暖かい春が突然始まり、今年は最高の桜が楽しめました。

  爽やかな新緑が萌える季節になってまいりましたが、会員の皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

  さて、私、本年2月の春の幹事会におきまして、任期満了に伴う蔵野会長の後任として会長に選任されました古賀でございます。

  前任の蔵野会長、特に前々任の百冨会長は長きに渡り関西錦陵会の発展のために多大なる貢献をされました。その功績に対し、心より感謝と敬意を表します。

  このような大先輩の後任として、はなはだ力足らずではございますが、1期2年の会長の重責を真摯に受け止め、同窓会の運営に努力するつもりでございます。

  昭和四十一年卒業で、生まれは豊津町、小・中・高と豊津でございます。父は、昭和五十五年前後までの卒業の方には“ゴリカン”の字名でお馴染みの古賀武夫で、豊津高校で主に世界史を教えておりました。

  高校時代と浪人の4年間、ひたすら文科系の道を目指していましたが、ある晩父親の書斎に呼ばれて諭され、急きょ建築の道に方針転換をし、大学の建築学科を卒業後、建設会社に勤め、設計の仕事に携わってまいりました。古希を迎えた現在でも、未だに現場監理の仕事をさせていただいております。

  建築の仕事では、職人の方々から、建築主の会社経営者や大学の先生、協力メーカーの工学博士の様な方々まで、幅広くお付き合いをさせて頂き、雑学の固まりのような建築界で、人の話をじっくり聞く性格だけは培われたと思っております。

  当番期の数年前から関西錦陵会に参加させて頂き、ゴリカンの息子だと自己紹介して以来、先輩諸氏には殊の外かわいがられて来ました。先輩の方々が営々と築き上げ、大木に育ってきた関西錦陵会が、ますます枝葉を茂らせ、大輪の花を咲かせるための一助になれば幸いだと思っております。

  母校、錦陵会本部、各支部との接点となり、関西錦陵会の発展のために誠心誠意努めてまいりたいと思っております。

  関西錦陵会は年2回の幹事会、新年会や忘年会、花見の会、会報発送作業の集まり、年2回のカンポ会(ハイキング)、年数回の錦陵杯(ゴルフ)と、総会を含めると約1月に1回の集まりがあり、来るもの拒まずで、遠く東京や九州から参加される方もあり、大変盛況を極めております。これからも若い方からの意見を積極的に取り入れ、活気ある会にして行きたいと思っております。

  関西錦陵会会員の皆様、どうぞ今まで以上のご支援、ご協力の程をよろしくお願いいたします。

  終わりになりますが、母校の発展と、皆様のご健康、ご多幸を祈念いたしまして、ご挨拶といたします。


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