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事務局よりの大切なお願い―義援金のお願い
日本全体の復興のためにも、義援金は不可欠です。

ご承知のように、去る3月11日14時46分に発生した東日本大震災では、数多くの尊い命が失われ、物理的被害はもとより、人々の心理面にも大きな傷跡を残し、また、すでに困難な局面にあった経済の面でも甚大な影響を及ぼしています。東日本には、日本のものづくりを支える独自技術を持った部品工場も多く、そういった工場などが機能できなくなることで、日本経済の中核をなす製造業自体が打撃を受け、東日本だけでなく、日本全体の危機につながります。

経済的復興なくして真の復興はありません。関西錦陵会では、今こそ、物理的被害を受けていない関西が立ち上がり、できる限りの支援をしていくときであると考えています。よって、会員のみなさまには、以下のように、義援金のお願いをさせていただきたいと存じます。

みなさまのお手元にお送りした会報と総会のご案内ハガキとともに、下記のような振込用紙が同封されています。これは、年会費をお振込みいただく用紙で、通常であれば、年会費の2000円がすでに印刷されているものですが、今回に限り、金額の欄は空白になっています。

みなさまには、年会費2000円に加えて、ご協力いただける義援金を合わせて振り込んでいただきたいと存じます。つまり、1000円の義援金を協力いただける場合には、年会費の2000円に合わせて計3000円のお振込みをしていただくことになります。3000円のうち、2000円は、年会費として納入され、残りの1000円は、あしなが育英会を通して、義援金として被災地に届けられることになります。



昨今よりの不況の影響で、関西の経済も決して良い状況とは言えません。しかしながら、今回の震災は、日本全体にとっても大きな試練と言えます。戦後、立派に復興を果たした日本人として、再度、国全体が一丸となり、立ち上がっていくときであると信じています。

すでに、他の機会に義援金を納められたという方も、回数や金額に限度はありません。ぜひ、できうる限りのご協力を、ここに謹んでお願い申し上げます。

平成23年5月7日
関西錦陵会事務局


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